umi_umiの動画作成術!パソコン弄り日記自作PC自作PC(パーツ選定)電源

【電源】

電源とは何をしているパーツなのかハッキリとは知らない方も居られるのではないでしょうか?
電源を一言で言うと、家庭用コンセントから供給される電圧”100V”【直流(AC)】をPC内部で使用する電圧”12V・5V・3V”【交流(DC)】へ変換するスイッチング装置の事です。
高品質な物を使用しても幸せには成れないかもですが、安価な低品質な物を使用すると不幸せに成る事が起きるパーツ><;
(他のパーツを巻き込んで故障する事有り(T-
なので、ココでケチるのは得策とは言えません!

umi_umiが思う選定のポイントは以下です。


【変換効率】

最近、良く聞くキーワードだと思うのですが80PLUSと言う認定が有ります。
コレは、100Vで入力された電力を損なわずに効率よくPC用(12V・5V・3V)へと変換出来ているかの指標と成ります。
この80PLUSが認定されている電源は、非認証電源に比べ少ない電力でパソコンを稼動する事が出来ます
 → 省エネ!
また、高い変換効率を求める事により、良い品質の部品が使用されている事が想定されます。


【保護回路】

電源には各種保護回路が搭載されている商品が有ります。
先にも述べた通り、電源が不安定な電力(電圧)を供給してしまうとマザーボードやCPU・メモリ・HDDと言った各種パーツを巻き込んで故障する事が有ります。
こんな事を防いでくれるのが保護回路です。

種類としてはこんな感じ・・・。
◆ 過電圧保護
◆ 過電流保護
◆ 過負荷保護
◆ ショート回路保護
◆ 低電圧保護
◆ AC低電圧保護
◆ DC低電圧保護
◆ 過温度保護

過電流・過電圧・低電圧は必須として搭載されている保護回路が多い程良いと思います。


【電解コンデンサ】

電源やマザーボードで使用されるコンデンサには電解コンデンサには大きく分けて2つ有ります。
液体電解コンデンサ固体電解コンデンサです。
一般的に液体電解コンデンサよりも固体電解コンデンサの方が破裂し難いとされます。
(固体では無いと思っていましたが破裂の報告が上がっているサイトが有ります)
数年前には、台湾製の液体電解コンデンサが破裂(俗に妊娠)する事で色々と不具合が起きていますので、安全性を買うなら固体コンデンサが使用されている商品を選びましょう!

また、固体電解コンデンサも85℃対応・105℃対応製品が出てきてます。
お勧めはやはり、日本製の105℃対応コンデンサでしょう♪

<<参考サイト>>
不良電解コンデンサ問題【WikiPedia】
マザーボード−不良電解コンデンサ問題【WikiPedia】
電解コンデンサの製造元簡易判別法


【12V出力量・系統数】

現在[2009/12/05]、パソコン内のパーツで使用されている主な電圧は12Vです。
(マザーボードやCPU・HDD・グラフィックスカード等)
電源全体の出力量が多くても、この12Vが少ないでは電力が足りない恐れも有ります
12Vの電力供給量が十分足りている事が大事です。
また、12Vの系統が複数に分かれると12V-1はグラボ用にして・・・12V-2はCPU用で・・・12V-3はHDDやら光学ドライブ用にして・・・各系統の容量は足りるかなぁ〜・・・?
などと各系統毎の配線がとっても大変に成ります。
また、以前より12Vの系統は少ない方が良いとされてますネ。理由は解りませんが汗


【メーカー保障】

電源には他のパーツ(CPUで言う動作クロック・FSB・キャッシュ容量等)と違って出力(容量)以外には、能力値・性能等が数値で明確に表されていません。
(表現しようが無いと思いますがw)
そこで、このメーカー保障ってのが1つの良い情報に成ると思います。
保障が長い=自信の”有る”パーツ(コンデンサ等)を使用して作られている商品
保障が短い=自信の”無い”パーツ(コンデンサ等)を使用して作られている商品
っと読めない事もないのでは無いでしょうか?


【FAN】

FANは消耗品です。
交換すれば問題無いですが、FANの軸に使われているベアリングがより寿命の長いとされるダブルボールベアリングファンが使用されている方が良いかと思います。
FANの性能が落ちて電源の放熱が上手く出来ないと電源自体の寿命に関わってきます汗




<<参考サイト>>
電源の寿命
DOS/V POWER REPORT”PC電源解体書”
1万円以内の良質電源 Wiki




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