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RAID0構築
【RAID0構築】
【RAIDの種類】
※ 一番下に
ICH10RでのRAID0構築を追記しています。
今回、HD画質のキャプチャー安定化の為にRAID0(ストライピング)を構築します。
RAIDには、0・1・5・10等の他にソフトで行うソフトウェアRAIDとハードで行うハードウェアRAIDと種類分けが出来ます。
動作の違いは↓な感じ
※ 画像はクリックすると大きく表示されます。
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ハードウェアRAIDの方がカード自体でデータを分散し2つのHDDへ書込みを行ってくれる(システムはノータッチ)ので、マシンへの負担が軽減されます。
但しカード代が・・・福沢さんが数枚飛んでしまいます
現在では、
マシンパワーが有ればソフトウェアRAIDの方が処理が早いと言われています。
マシンパワーと(財布とも?w)相談して環境を構築するのが一番かと思います。
【RAID環境構築】
【RAIDカード&HDDの取り付け】
今回揃えた商品はコチラ
※ 画像はクリックすると大きく表示されます。
●HDD×2
メーカー:Westem Digital
商品名:WD Caviar Green WD10EADS-M2B
スペック:容量1TB/32MBキャッシュ/500GBプラッタ/回転数は未公開
●RAIDカード
メーカー:玄人志向
商品名:SATA2RI2-PCIe
スペック:SATAU×2ポート/PCI-e×1接続/Sil3132チップ搭載
HDDは
500GBプラッタ・低発熱・安定(信用)性の3点にこだわって選び、RAIDカードはHD画質と膨大なデータを転送する必要が有るので
PCI-e×1インターフェイスを持つカードを選びました。
↓取り付けた感じ
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PCを起動してドライバをインストールして取り付け完了
【RAID設定】
流れとしては・・・
ドライバインストール(
@)
→ RAIDカード&HDDの認識確認(
@)
→ BIOS設定(
A〜B)
→ ディスクの初期化(
C)
→ HDDのフォーマット(
D)
って感じです。
@ PCの電源を入れてみてデバイスマネージャーでRAIDカードが認識されているか確認しましょう。
ドライバをインストールした後に、右図□の部分に、”Silicon Image Sil 3132 SoftRaid 5 Controller”と表示されていればOK
この時、右図□カードの先に接続しているHDDも認識されていますが、RAID設定していない場合のみに認識する場合が有るらしいです。
通常は認識されません。
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A RAIDカードのBIOSでRAIDの構築します。
※ 今回購入した”SATA2RI2-PCIe”の場合で説明しています。
A−1
再起動すると、通常のBIOSが立ち上る画面にプラスしてRAIDカードのBIOS画面が表示される様に成ります。
RAIDカードのBIOS画面で、"F4"or"Ctrl+S"を押してRAIDカードのBIOSを立ち上げます。
A−2
RAIDカードのBIOSメニューが表示されます。
右上・左上・右下・左下の4つの画面で構成されています。(左上がメニュー)
メニューから"Creat RAID"を選択
A−3
RAID0なのかRAID1なのかRAID5なのかを聞かれるのでRAID0を選択
A−4
Chunk Sizeを聞かれます。
Chunk Sizeとはストライプサイズの事で8〜128Byteからの数種類から選択
※ Chunk Sizeは、小さいとシークアクセスが、大きいとランダムアクセスが早くなる?
A−5
RAID設定するHDDを聞かれるので2つともWD10EADS-M2Bを選択
A−6
RAID構築したドライブのサイズを聞かれます。
デフォルトで最大値になってたのでそのまま選択
A−7
最終確認されるので"Y"を選択
A−8
右下側のウインドウにHDD(WD10EADS-M2B)が2つ表示されていたのが1つに変わっているのを確認
A−9
"Ctrl+E"を押して設定を保存しRAIDカードのBIOSを終了→PCの再起動
B PC上から1つのHDDに見えるか確認
PCが立上がったらコントロールパネルから”コンピュータの管理”を開きます。
右図□の部分に、新たに1TB×2の容量を持ったHDDが認識されています。
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C ディスクの初期化を行います。
”ディスク2 不明 初期化されていません”の部分で
右クリックしてディスクの初期化を選択します。
すると下左図の様な”ディスクの初期化”ウインドウが表示されるので、MBRかGPTを選択してOKをクリック。
(2TB以上で無い場合は通常MBRで良いのでは無いでしょうか?)
すると下右図の様にディスクの状態が
”オンライン”に変わっています。
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D HDDのフォーマット
右図□の部分で右クリックし”新しいシンプルボリューム”を選択します。
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新しいシンプルボリュームウィザード・ウインドウが出てきます。
ディスク容量を設定しましょう。
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※ 画像はクリックすると大きく表示されます。
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適当なドライブ文字を割り当てます。
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ファイルシステム・アローケーションユニットサイズ・ボリューム名を選択・決定します。
FAT32よりもNTFSの方がHDDへのアクセスが高速なので、現状(2009/07現在)デフォルトのままの設定で良いと思います。
ボリューム名には何をするドライブなのかがハッキリと解る名前を付けると良いかもしれません。
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最後に今まで設定した項目の確認がされます(下左図)ので、良ければ完了をクリック! → フォーマット開始♪
下右図の様にフォーマットが開始されます。(
□部分参照)
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フォーマットが完了すれば、ようやくRAID完成ですっ
【ベンチマーク結果】
RAID構築前とRAID構築後のベンチマーク結果を見てみましょう。
●HDDの物自体が違いますが単体のHD154UIのベンチマーク結果
※ 画像はクリックすると大きく表示されます。
●RAID0構築後のベンチマーク結果(Caviar Green WD10EADS-M2B×2)
※ 画像はクリックすると大きく表示されます。
RAID構築前だと比例的に徐々にアクセス速度が低下していますが、RAID0構築したHDDの方が速度も当然ながら安定差が歴然です。
”Transfer Rate”の”Minimum”を比べてください。
非RAID0時:47.6MB/s
RAID0時:92.5MB/s
HD画質(720p)をhuffyuvコーディックでキャプチャーした場合には、42MB/s必要と言われています。
非RAID0でも、
”42MB/s”オーバーしてますのでhuffyuvコーディックでのキャプチャーは可能ですが安定性に欠けると言えるでしょう。
HD画質のキャプチャーを行うなら是非ともRAID0をオススメします
・・・・って言うか絶対に200MB/sオーバーいけると思ってたのにぃ〜〜
いつの日か、OSによるソフトウエアRAIDかM/B交換でICH10RでのRAIDに組み直したいと思いますw
【BIOSアップデート】
以下のページでCDの起動ディスクでBIOSのアップデートを行っていますのでご参照下さい
【ブータブルCD(起動ディスク)】
勢い余ってマザーボードを購入しましたwww
SATA2RI2-PCIeで構築したRAID0でのベンチ結果がまったく期待値には届いていませんでしたので『ではチップセットでのソフトウェアRAIDではどぉ〜なの?』って思っての事です
構築方法は、同じくRAID用のBIOSでの構築と成りますし手順も似てますので省略させて頂きます。
では早速のベンチ結果っ
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やっと人気HDDっぽいまずまずの結果が出て満足です
HD画質キャプチャー時のPC内データ伝送
huffyuvコーディックのキャプチャーと再生との動作差分